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のし

贈り物のマナー

のしと表書きについて

のしとは

慶事における進物や、贈答品に添える紙の飾りのこと。
紙の上部には「表書き」=贈り物の目的を記載します。下部には「お名前」=差出人の名前を記載します。

のしの由来

平安時代に贈答品に添えられた「熨斗鮑(のしあわび)」が紙へと簡略化されて現在に至ります。あまり形式ばらず、さらりと贈りたい場合は「のし無し」で、季節の掛け紙だけを付けて贈るのもひとつです。

お祝い事には赤、不祝儀には黄色の熨斗を使います。1本線の熨斗は、宗派を問わず安心してお使いいただけます。

のし

表書きの選びかた

のしの上段に書く文字で、贈り物の目的を示すのが表書きです。(例:「御祝」「粗品」)
お祝い事の際は、鮮やかな黒色の文字で、お祝いの気持ちを表します。一方 弔事の場合は、涙で墨がにじむという意から、薄墨(灰色)を用いるのが一般的です。

「のしは付けたいけれど、仰々しくしたくない」という場合には「赤の無地のし」や「こころばかり」の記載がおすすめ。弔事は、やはり儀礼に基づいた表書きをおすすめします。

用途別おすすめの表書きはこちら

表書きの選びかた

お中元のマナー

お中元の時期

関東なら6月末から7月15日、関西なら8月初旬から8月15日までに届くよう贈るのが一般的です。
お盆を新暦で迎えることの多い関東と旧暦で迎える関西で、このように違いがあります。

お中元 遅れてしまったら

8月7日の立秋までならば「暑中御見舞」や「暑中御伺」(御伺=より丁寧な表現)、
立秋以後は「残暑御見舞」「残暑御伺」と表書きするとスマートです。

喪中時のお中元

お中元は感謝の気持ちを表すものですから、どちらが喪中であっても、お中元を贈ること自体に問題はありません。ただし四十九日前など、あまり時間が経っていない場合は心遣いを伝えるために少し時期をずらして「暑中御見舞い」を無地のしで贈る方法もあります。

お中元の由来

もともと、中元とは、旧暦7月15日を指し、中国の暦に由来する三元(1月15日の上元、10月15日の下元)のひとつでした。仏教が中国から日本に伝わると、この日には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と呼ばれる先祖供養がお盆の行事として行われるようになりました。そのの際ご先祖だけでなく、親族間でも贈り物をしあうようになり、徐々にお世話になっている方や親しい方などへの贈り物として広まっていきました。

お歳暮のマナー

お歳暮の時期

12月頭から12月25日ごろまでに届くように贈ります。

お歳暮 遅れてしまったら

年明けを待って、新年のご挨拶品として「御年賀」を持参または贈るのもスマートです。

お歳暮 喪中の場合

感謝の気持ちを表すものですから、どちらが喪中であっても、お歳暮を贈ること自体に問題はありません。ただし四十九日前など、あまり時間が経っていない場合は、心遣いを伝えるために少し時期をずらして「お年賀」を無地のしで贈る方法もあります。

お歳暮の由来

もともとは、年の変わり目に祖先の霊を祀る「魂祭り(たままつり)」のために、塩鮭などのお供え物を両親や親族などに配ったことに由来すると言われます。このことが、1年のしめくくりに、お世話になった方への感謝として贈られるようになりました。

内祝いのマナー

出産内祝い

「内祝い」とは本来は、幸せのおすそ分けのお祝いという意味。最近ではお祝いをくださった方々へのお返しの意味合いが強くなっています。

出産内祝いの時期

出産後1ヵ月ごろ、ちょうどお宮参りの頃までに手配するのがよいとされます。遅くとも出産から2ヵ月後くらいまでにはお届けするのが一般的です。

出産内祝いの贈り先

お祝いをいただいた方はもちろん、幸せのおすそ分けという本来の意味合いをふまえ、出産でお世話になった方や、実家の両親・親戚にも贈るとよいものです。

出産内祝いの のし

表書きは「内祝」とし、水引の下に書く名前は、お披露目のため誕生した子どもの名前を入れるのが一般的です。読み方が複数あるお名前の場合は、フリガナを添えるのもおすすめです。

出産内祝いにおすすめの品

出産祝い

出産祝いの時期

出産のお祝いは、赤ちゃんの生後7日後(お七夜)からお宮参りを行う生後1ヵ月までには贈るのが一般的。直接会って渡す場合は、ママと赤ちゃんが退院する2〜3週間後以降をひとつの目安に。

出産祝い 遅れてしまったら

お祝いごとですので時期を過ぎて贈っても構いません。ただ生後半年を過ぎてしまったような場合には、出産祝いとしてではなく、お誕生日などの節目に合わせて贈る方法もあります。

出産祝い のし

『御祝』もしくは『御出産祝い』と表書きし、水引の下段に贈り主の名前を記入します。
贈る時期が遅れた場合、「出産祝い」ではなく、単に「お祝い」とするか「初誕生祝い」などとし、
遅ればせながらの意を一言添えると良いでしょう。

結婚祝い

結婚内祝いの のし

結婚のお祝いと、病気で大変な思いをした後の快気祝いは結び切りを選びます。赤の一本線はこちらに対応した熨斗ですので、安心してお選びください。

結婚内祝い

結婚内祝いの時期

結婚式後、一か月以内がひとつの目安です。結婚式の引出物、またはそれに準じる使い方であれば「寿」、披露宴に招待しない方には「内祝」または「結婚内祝い」と書くのが一般的です。

職場への結婚内祝い

結婚後も旧姓で通す場合も、職場の方への内祝いはやはり「新姓」の記載が無難です。郵送での手配の際に「誰だかわからなくなる」可能性があるときには、メッセージカードに旧姓を書き添えるなどするとスマートです。

結婚内祝いにおすすめの品

香典返しのマナー

香典返しとは

もともとお香典は喪家に対して葬儀から忌明けまでの急な出費に対する扶助の意味合いがあるもの。お香典のお返しには「故人に関する行事いっさい、滞りなく終わりました」というご報告とお礼の役割があります。
また、お香典返しを受け取った場合でも、お礼の電話やお礼状は不要とされます。
ただ、届いたことを知らせるために、時候の挨拶とともにさりげない表現の便りをだすのも方法の一つです。

香典返しの時期

お香典返しの時期は、仏式では五七日忌(三十五日目)または七七日忌(四十九日目)の忌明けに行い、
神式では三十日祭または五十日祭に行います。
キリスト教では1か月後の追悼ミサ、召天記念日に行うことが多いとされています。